燃料電池の基礎知識 |
|
【図1】 |
【図1】 水の電気分解と燃料電池 @ 水に電気を流すと水素と酸素に分かれます。これが水の電気分解です。 A 燃料電池はこの逆の反応です。水素と酸素から水を作る際に電気エネルギーを取り出す装置が燃料電池です。 |
【図2】 |
【図2】 燃料電池発電の仕組み @ 図左側から水素が水素極に流れてきます。 A 水素は電解質膜と水素極の間に存在する触媒の働きでプロトン(水素イオンH+)と電子(e−)に分かれます。 分かれたプロトン(H+)は電解質膜中を通過できますが、電子(e−)は通り抜けることが出来ません。 電子(e−)は水素極に蓄積されて行きます。 B 水素極と酸素極に電線と負荷対象物をつなぐと、電子(e−)は蓄積されている水素側から酸素側に 流れていきます。このときに負荷対象物を稼動させる事が出来ます。(電気が流れた事になります) C 図右の酸素極では電解質膜を通過してきたプロトン(H+)と酸素極に供給されている酸素と水素側 から移動してきた電子(e−)とが化学反応し,水が生成されることになります。 全体の反応は水素と酸素から水ができることになります。 |
協力:大同メタル工業株式会社 |
≪FC-R&D TOPページへ≫ ≪閉じる≫ 次へ |